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ダイアリーを継ぐもの

若者の不満はどこへ行くのだろう

運動に参加していたほとんどの学生は、政治に関心があったというよりも、ノリで参加していた面があったことは否定できない。そういうある種「かっこよさ」に惹かれて運動に参加していた学生は、周囲に若者向けの消費文化が成長すると、途端にそっちの方に流れていくことになった。特に1970年代には「アイドル」という名の芸能人が出現し、コンサートで熱狂して「親衛隊」などを結成する学生が多く登場した。

だいぶ前から謎だった、日本の政治に対する学生デモの少なさ。
テレビがまだ白黒の時代はデモとかあっただろうに、最近じゃほとんど聞かない。
何でかなと思いながらふと目に付いたサイト。
なるほど、「ノリ」。
確かに、国民レベルで騒いでいたワールドカップは、半分以上「ノリ」で見ていた。


日本は良くも悪くも机上でのやり取りで解決する率が高いんじゃないかな。

リスクをとらない人、グローバル競争で戦えない人がおいしいめにあう社会。これでは国民は無気力になり、国力は衰退していく。「バカらしくて真面目に働いてられっかよ、俺たちは年金だって払った分を貰えない世代なんだ、若いうちに稼がないと、老後も安心できないんだよ!」。私なら確実にそう思う。

上にあるような事が近くで起こっていると確かに真面目に仕事する気力は失せる。
やはりー、若者で問題というと就職・勤怠あたりか。
皆の不満はどこで解消されていくのやら。