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ダイアリーを継ぐもの

セキュリティーと仕事のやりやすさは反比例?

今日も検証テスト。
テストをするためのテストデータが複数の文字コードが混合したバイナリなので、作るのがえらく面倒。
地味に進めていくと、精神力と視力をかなりロスする。
脳みそを使って、なるべく精神力と視力とキーボードを打たずに進めたいところだ。

マスターの話によると、今後うちのフロアはセキュリティーが更に上がるとか。
USBを使えるマシンは限定され、HDDはネットワーク上にあり管理されてしまう。
本当の意味でフリーソフト秀丸などが使えなくなるようだ。
つまりはOS標準アプリ・VisualStudio・Office・Oracle以外は使えなくなるらしい。
更に監視カ○ラまで入るとか。

3重の檻の中で手錠をかけられてマジックミラーの反対側で常時観察されているようなものだ。
ものすごくストレス溜まりそう。


…勘弁して欲しい。

ところが、今、情報システム担当者やIT関係者が行なっていることは逆です。誰かが何かをやっている。それを見つけた場合の最初の反応は、止めさせるということです。これが最初の反応であってはなりません。繰り返しますが、最初にすべきは、従業員がそうした行為をした理由を見出すよう、努力することです。理由が分かったら、人々が何かをしなくていいように、企業がその能力をどのようにして提供できるか、考えることです。

仮に従業員がITに関するルールを破っていたとします。ルールを破ることが好きだからではありません。仕事をする必要があるからルールを破るのです。職場でする仕事と自宅でする仕事の違いをみればわかります。遠距離通勤は非常に苦痛です。自宅で仕事をすることはすばらしいことです。ガートナーの場合、ほとんどのアナリストは自宅で仕事をしています。私もそうです。これは、特別なことではなくなりました。

「ルールを破ることが好きだからではありません。仕事をする必要があるからルールを破るのです。」

まさにそのとうり!
今はフリーソフトを入れて駄目と言われながら周りはこっそり入れてます。もちろん私もこっそりと。
入れないと100あることを、バカ正直に100やらなければならないのだ。同じ仕事をするならば、短く楽にやりたい。
家でやったら、さぞ楽に出来るだろう。
ネットに繋がっているし、ツールはたくさんあるし、15インチのモニタが24インチになるだけでも相当変わるはず。
もっとも、家ではやったことは2,3回くらいしかない。

人々が何かをしなくていいように、企業がその能力をどのようにして提供できるか、考えることです。

会社としてセキュリティーあげるのも良いですけれど、逆に仕事がやりにくくなり、結果として仕事密度が濃くなって常時テンパルのは勘弁。
セキュリティーと仕事のやりやすさのバランスを考えて欲しいものだ。

  • P.S.

家で仕事をしたことはあるけれど、データを持ち出しはしてませぬ。