.SilverFox//Diary―“unlimited blog works”

ダイアリーを継ぐもの

紹介と感想とレビューの違いについて

blogを書く際、感想とレビューの違いについてはある程度の意識をしていましたが、以下のblogの記事を見て再考してみました。

<それぞれの内容の違い>
  • 「紹介」……品物に対して「良し悪し」の「良し」は書いても「悪し」は書きません。あくまで紹介なので、その品物の特徴やデータを読者にお伝えします。このような原稿は、通販カタログやサイト、新聞・雑誌の新商品紹介、そしてプレスリリースに多くみられます。
  • 「感想」……「感想」の原稿には、「紹介」にはなかった感情的な表現が入ります。「おもしろかった」「すごかった」「○○が△△で良かった」など、所感のような原稿になります。自分が思ったことを出しているぶん、「レビュー」に近い原稿になりますが、「おもしろかった」「すごかった」の部分をより明確にしない限り、「レビュー」原稿にはなりえないでしょう。『フレパ』や『Amazon.co.jp』のレビューを読むとわかりますが、けっこう「レビュー」というよりは「感想」に近い原稿が多々載っています。それだけに、「レビュー」を書くということは、結構“考えること”が必要なのです。
  • 「レビュー」……「レビュー」の原稿には、「感想」にはなかった分析の要素が入ります。「良し悪し」の両方を伝えるだけでなく改善点を書くこともあります。また、必然的に「レビュー」は厳しいものになりがちです。えてして消費者というものは良い点よりも悪い点に目がいくもので、「感想」が「レビュー」になったとたん、その内容はガラリと変わって厳しいものになることが多いのです。「感想」ならば「おいしかった」ですみますが、「レビュー」では「どうしておいしいのか?」「どこをどうすればより良くなったのか」などの分析も入れる必要があります。読書感想文などに「もっと○○が△△だったらよかったのに」ということを書く人がいますが、それは片足を「レビュー」の領域に突っ込んでいる感想文といえるでしょう。

個人的な認識では以下の通り。

  • 紹介=詳細データ
  • 感想=主体的視点による対象物への感情(己がままの心を表現する。)
  • レビュー=客観的視点による対象物への感情(ある程度の論理的説明が必要。)

紹介や感想を書くのは、転記したり己がままに書けば良いのですが、レビューというのはその感想に至る経緯が必要なのだ。とどのつまりは論理的(引用で言うところの分析)が必要になり、感想よりも重たいのである。
例えばオナニー。それに至る経緯を詳細に書かねばならぬと言うことだ。短絡的に、気持ちが良かったとか感じてしまったでは済まされないのである。「○○○が□□□で△△△な為、気持ちよかった。」と書かねばならぬのである。
なので、個人的には、感想よりもレビューの方が論理的思考が必要となり、厄介な印象があります。
まぁ、SMはどちらかというと理由あっての行為に至る場合が多そうなので、感想というよりはレビューになるのかも知れません?