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ダイアリーを継ぐもの

攻殻機動隊AAA〜新劇場版 感想

少し長々とした感情を残したいので、久々にblogを書いてみました。
点数にして70点。
来場特典で旧攻殻機動隊含む複製原画3枚貰えた。手に取ると、なかなか良い物です。


攻殻機動隊 新劇場版の公開初日。
TCX+DOLBY ATMOSというハイスペックな環境のスクリーンを選んで観た。
TCX、画面は大きく、壁は黒統一で画面に集中出来ます。
DOLBY ATMOS、観客がまるで実際に音を出しているかのような感覚を何度か感じた。音がどこからともなくあらゆる角度から聞こえる。


視聴条件

コミック版 攻殻機動隊 読破済。
攻殻機動隊(押井版)DVDおよびBD所有&視聴済み。
攻殻機動隊 S.A.C. DVD-BOXおよびBD-BOX所有&視聴済み。
攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG DVD-BOXおよびBD-BOX所有&視聴済み。
攻殻機動隊 S.A.C. SSS DVDおよびBD所有&視聴済み。
イノセンス DVDおよびBD所有&視聴済み。
攻殻機動隊ARISE BD全4巻、攻殻機動隊AAA(攻殻機動隊 ARISE ALTERNATIVE ARCHITECTURE)視聴済み。
etc……。

AAA愚痴

今回の新劇場版は、攻殻機動隊ARISE+AAAシリーズ(面倒なので以後AAA)の製作スタッフによる長編劇場話になります。
時系列的には、過去の攻殻作品よりも先の話。攻殻機動隊が結成される前の成り上がり部隊の話です。
主人公の草薙素子の生まれに関するところも出てくるとの事で、かなり気になって観に行きました。
……で、新劇場版の感想の前に、AAAについて。AAAはあまり攻殻らしくないというのか、しっくりと来ていませんでした。素子がまだ若いせいもあり、超ウィザード級ハッカーとは言われながらも、不甲斐ない失敗をしてしまう事ままあり。ま、このあたりは意図的なものとパンフにあるが、AAAで不完全な素子を見ていると、コレジャナイ感である。そもそもなのだけれど、脚本、キャラデザ、音楽が自分の趣向とズレていてしっくり来ない。
脚本は冲方丁。この人の脚本は、どうにも分かりにくく、引きが悪い。
あと攻殻機動隊 AAAのキャラクターデザインは微妙に合わない。キャラデザ担当は黄瀬和哉さんという方で、アニメーター、作画監督、アニメ監督ではかなりの重鎮なのだが、キャラデザやった作品に関しては、あまり好きな作品は無い。新劇場版ではキャラデザと総監督をやっている。
音楽はコーネリアス。アニメは見ない人らしい。おされな雑音。

新劇場版感想

……と、AAAの愚痴を言ったが、割と新劇場版に関しては今までのコレジャナイ感を払拭するようなまとめ感があった。
期待していた素子の出生に関してがメインというわけでも無かったのだが、中盤と後半の戦闘と攻殻機動隊が集束していく様はなかなか良かった。

ラストの締めは、ふっ……ファンサービスかな。
なかなか良かったよ。