第二種電気工事士の内容がなかなか頭に定着しないので、blogに書いて覚えようと思います。第三者に説明するには、100%以上分かっていないと書けないからねー。
……ということで、まずは電力降下と電力損失について。
普通に生活しているとあまり意識しない電力降下と電力損失。
電圧降下(でんあつこうか)とは、電気回路に電流を流したとき、回路中に存在する電気抵抗の両端に電位差が生ずる現象のこと。このとき電流I、電気抵抗Rと電位差Vとの関係は、V = IRとなり、この関係をオームの法則という。ひとつの閉回路中での電圧降下の総和は、その回路における起電力(電源電圧)に等しく、これをキルヒホッフの法則(第二法則)と言う。
電線1本あたりの抵抗r[Ω]、電流値をI[A]にした場合、式に表すと……
単相2線式
- 電圧降下=2rI
- 電力損失=2rI2
単相3線式(平行負荷で中性線で電流が0の時)
- 電圧降下=rI
- 電力損失=2rI2
三相3線式
- 電圧降下=√3rI
- 電力損失=3rI2
電流Iに比例して電圧降下・電力損失が生じるので、オームの法則を使って電流を減らす。
とどのつまりは、屋内ギリギリまで高圧で電気が送られるのはそのためだったりする。
あ、何か間違った事を書いていたら、突っ込んでくださいw