あれから約2〜3年。状況は変わってきているはず。
正直いまはHTML+CSSだけでは難しいと思うし、それにそれだけやっている人は殆どいないはず...。少し視野を広げ、業務の幅も広く手がけるようになったのではないでしょうか?たとえば
- Webデザイン、Flash、設計、ヴィジュアル面に特化
- Webディレクター業務、サイトの設計やプロジェクト管理
- SEO、ユーザビリティ、アクセシビリティ、(IA)情報アーキテクチャ
- サーバサイドプログラム、データベース、システム構築など
- いまはコーディングは後輩にやらせて昇進
思い切って別の業種に転職上記のような業務を手がけるようになったりしていない?でも分業化が進んでいるこの業界ではやはりHTMLコーダーは必要なわけで。ましてや、これからののHTMLコーダーには下記のようなスキルも必要かと。
- 先方互換も考慮した CSS+HTMLコーディング
- SEO・アクセシビリティを考慮した設計・構築
- ブラウザ検証・レガシーブラウザに対する代替え処理と見栄えの調整
- CMSカスタマイズと実装(Movable Type・WordPress・aBlog cms等)
- クライアントサイドプログラム(Javascript[Ajax/Jquery等])、RIA等の実装
- プログラム・アプリケーション構築に考慮したUI実装と設計
- モバイルサイトのコーディング(3キャリアのクセを把握)
単純なHTML+CSSコーディングだけでなくフロントエンド面でもっと磨きのかかった実装や設計も必要なはず。もしかしたら既にそこメインに業務してる最中かも。従来のコーディングをやりつつも、さらにプログラマやデザイナなど他の分野にいったスタッフもいるのでは。
ブラウザやWeb標準、CSSに特化した話題が多かったCSS Niteも、いまやその他の分野、技術、サービスの話題も取り入れたことからも、いま一般に使われてるXHTMLとCSS2のテクニックや話題は新たに学ばなくとも、もう行くとこまで行ったんじゃないかな?と。
「CSS Nite」、もう3年くらい行っていないな。
片手間とはいえ、好きだったWebの世界だった。けれど、セキュアでネットとはほぼ無縁の場所で監禁されてたから、日進月歩なWebの世界との縁も薄れてしまったな。
今のWebの世界は、CSS+htmlだけでは全然通用しないのだとか。
まぁ、今というか、Web関係の環境構築(インフラ)・SEO・AJAXが出来てプロなのだと思う。
でなければ、単なるもぐりなんだろう。……ともぐりな私が言ってみる。