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ダイアリーを継ぐもの

昨日より。硫化水素による自殺だった

31日午後8時10分ごろ、千葉県習志野市津田沼3のマンションで「卵の腐ったような異臭がする」と119番通報があった。2階に住む女性(23)がベランダの物置内で硫化水素を発生させ、死亡していた。住民16人が避難したが、被害はなかった。【倉田陶子】
毎日新聞 2008年6月1日 東京朝刊

「卵が腐ったような、硫黄っぽい臭い」だね。
昨日のかなりの台数来ていたの消防車。
死体のような物が運ばれたと聞いていたのと、硫化水素ということでもしやと思った。
ああ、あのマンションだろう……。
23歳……。
もしかすると、顔を合わせていたかもしれないな……。

どのくらいの頻度で「硫化水素」による「自殺」が起こっているのか?

google:news:硫化水素 自殺
最近のニュースを検索すると、毎日のように「硫化水素」による「自殺」が起こっているのがわかる。

ここ数年の自殺傾向とは?

参考資料:警察庁発表 自殺者数の統計
screenshot

98年の5月にかけて失業者が急増し、自殺率も、97年から98年にかけて18.8人から25.4人へと急増した。このときは自殺者数も前年の2万3千人台から、一気に、3万1千人台へと急増したこともあって、社会的に大きく注目を浴びた(図録2740参照)。

このあたりを読むと、失業率が上がった97〜98年台(就職氷河期あたり)より、自殺率が急増。それからは横ばい。
年齢別だと、20〜30台と70台以上が右肩上がり。
ここ5年くらいの自殺理由は、仕事・貧困あたりか。
更に調べる。

近年、フリーターの増加など、リストラや雇用構造の変化が中高年とともに若者層にまで大きなマイナスの影響をもたらしていることが社会問題化している。平成15年(2003年)5月発表の国民生活白書は「デフレと生活−若者フリーターの現在」を特集した。また、年金制度改定が次年に予定される中、将来に向けての年金不安がマスコミで大きく取り上げられるようになったのもこの年に入ってからである。2003年の40歳代未満の自殺者数の増加は、将来に展望を見出せない若者や中堅世代が増加していることをうかがわせている。
2004〜06年は、50歳代(あるいは60歳代)が減少する反面、若い世代は高止まり傾向となっている。

リストラや雇用問題。
やはりというか、何と言えばいいのか。
食品を中心とした価格高騰による圧迫感。
数年前の普通が、普通ではなくなってきている生活の不安定さ。
生きる事への楽しみがどんどん削がれて、苦痛に満ちていく生活。
更に言えば、日本というか地球の温暖化を止めるためには、シャア大佐なみの粛正が必要。
何ともやるせない。

自殺をする人の心理などに興味を持ち、↓の本とか立ち読みしました。

自殺のコスト
自殺のコスト雨宮 処凛

おすすめ平均
stars興味深い内容ではあるが
stars自殺にかかる金銭問題について紹介した珠玉の書
stars死ぬか生きるか選択してる場合は読んで損なし
stars生きていく価値なんてない。なら死ぬ価値はあるのか?
stars自殺をする前のマナーですよね

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