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ダイアリーを継ぐもの

ONKYO WAVIO PCIデジタルオーディオボード SE-200PCI LTD

1年以上前だろうか、SE-90PCIやSE-200PCIの改造が流行っていた。
そして、ONKYOオフィシャルより改造品にあたる物が商品化。それが「SE-200PCI」内部で使われているパーツを高品質のものに変更し最高の音を追求したのが「SE-200PCI LTD」。

「SE-200PCI」をベースに、「銅シールドカバー」の搭載や、新開発の「AUDIOコンデンサー」を搭載するなどし、度重なる視聴と改良を経て「SE-200PCI LTD」は、PCI DIGITAL AUDIO BOARDに求められる「音」の質をさらに極めたスペシャルなモデルとして誕生しました。

解像感が向上し、個々の音が浮き立つ

今回東京にある同社の試聴室に手持ちのCDを持ち込み、通常版との比較することができた。一度自作パソコンにリッピングしたCDのデータをアナログ2chの出力で同社の単品アンプ「A-977」に接続し、ブックシェルフスピーカー「D-312E」で再生するというものだ。全体に音の透明感が増し、弱音や残響の表現がより鮮やかになったことを確認できた。

使用機材。D-312Eは、ブックシェルフだが芯のある低音が再生されていた
例えば、三村奈々恵独奏によるアルバム「マリンバ・スピリチュアル」(ソニーレコード)の3曲目(デボラのテーマ)。冒頭のクレッシェンド部分はマリンバの連打によって実現されているが、システムの再現性が不十分だと1音1音が長い音符のように聴こえてしまう。従来製品のSE-200PCIでも若干その傾向があるが、SE-200PCI LTDでは音がきれいに分離して再現された。
また、バイオリンソロを中心にしたアルバム「五嶋 龍/RYU GOTO」(ユニバーサル)の3曲目「シャコンヌ」では、伴奏を担当するパイプオルガンの低域部の旋律がより明瞭に表現され、バイオリンも高域まですっと伸びた豊かな倍音を聴かせてくれる。
今回の製品は、SE-200PCIと外観上の差はほとんどなく、計測器による数値なども変わりないが、実際に出てくる音は確かにワンランク違う印象。単品オーディオコンポとの組み合わせでも違和感なく使えるポテンシャルの高さだ。すでにSE-200PCIを所有しているユーザーも、ぜひ一度静かな環境で試聴してみることをオススメする。


SE-80PCIからSE-90PCIに変えたときにも、結構音が良くなりましたが、更にその上の音を毎日体験したいなと思うとゾクゾクします。
Amazonでの価格は、21000円くらいと少し値段が高めに感じられますが、毎日使うPCで音楽を聴くのであれば、逆に買った方が特なのではないかと思ってます。
というわけで、あとは財布との相談。



ONKYO WAVIO PCIデジタルオーディオボード SE-200PCI LTD
ONKYO WAVIO PCIデジタルオーディオボード SE-200PCI LTD
おすすめ平均
starsすごい。大満足です +ちょっとした注意です
stars驚きの音質。
stars音が綺麗になった。
starsensoniqチップが乗ったカードとの比較
stars音だけの為にはお高い?

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