劇場版「空の境界」終章＠テアトル新宿の感想

Blu-ray Boxなどで発売が決まっている、劇場版「空の境界」終章。
18日〜24日までの1週間限定レイトショーをテアトル新宿にて公開中です。
チケットぴあで12/19(日)の分を予約していたので観に行きました。

テアトル新宿の入口より、劇場版「空の境界」終章の告知。

残念ながら、パンフレット・関連商品の販売は無いとの事。
初日は坂本真綾さんなどが舞台挨拶に来ていたとの事で、ウラヤマシス。
劇場来場者へは、ポスターのようなカレンダーがプレゼントされました。

感想

劇場版「空の境界」終章は、小説でいうところのラストの部分です。（後日談の未来福音は別にしてｗ）
話自体は、小説のとおりで、両儀式と黒桐幹也が雪の降る中話をするという内容。今までのようなアクションシーンは皆無でした。

「」の声

今回の両儀式は「」で、「式」でも「織」でも無いというのは小説を読んだ人ならばご存じの通り。
声は今まで通り坂本真綾さんなのですが、今まで演じてきた「式」でも「織」でも無い両儀式というのかやや神秘的というのか無機質な声質でした。「」なイメージに合っていると思います。

具現化した終章

不規則的な雪のエフェクトな世界に、キャラクタを混ぜ合わせた遠近感のある演出。
始まって、劇場に雪が降ったのかと思うくらいに世界が作り込まれていました。
キャラクタも、半端無いくらいに髪が滑らかになびき、着物などもこの上なく繊細でした。
3D映画じゃないけれど、まるで3Dかのように具現化されていて30分間、世界に引き込まれました。
あと、ソース自体がHD化しているのか、今までの劇場版と比べるとやたらと解像度が高いシャープな映像に感じました。

兎にも角にも、劇場版「空の境界」は、劇場で観るのが一番贅沢ですわー。
Blu-ray Boxが楽しみです。