劇場版 空の境界 第七章「殺人考察(後)」を観てきました。
満員御礼、立ち見有りの状態ですね。私は運良く?個人的にはベストな位置で鑑賞出来ました。
小説(原作)はまだ読んでない
「空の境界」の小説は、全巻を既に持っているけれど、あえて未読。
小説を先に読もうかと思ったのですが、先に1章を観て、「惜しい」と感じた。ちなみに、「惜しい」というのは、知る事により失われる感覚。
1章を観た時点で、小説を読む事により、結果や先入観が勿体ない。
感想
劇場内での注意は、TYPE-MOONのキャラ総出。
幹也が式に「ハーゲンダッツのストロベリー」を水戸黄門みたいに差し出す。
式に拒否られたかに見えたが、結局は二人して食べてる。
セイバーライオンの映画が…。
幹也が、さり気なく式の手を握ると、式が赤くなった。
「マナーを守ってフィナーレへ」
だったかなと。
これは、デートで観る映画か!?
キーワードは、
日常と非日常。
現実と非現実。
夜と闇。
殺人と殺戮。
殺人者と殺人鬼。
普通と特別。
生と死。
式と識。
善と悪。
夜が深くなれば、闇もまた空間の支配を強める。
誰もいない場所を歩くのは、自分が一人になりたいだからなのだろう。
それとも一人なのだと思い知りたいからなのだろうか。
殺人衝動との葛藤ですかね。夜の出歩きは、相変わらず。
初めから終わりまでの殆どが、アンダーグラウンド&デストルドー。
戦闘シーンもばっちりありますし、陵辱シーンまでも。結構、ヤバイシーンが多くて、TV放送出来ないなw
最後は、まあハッピーエンドというんでしょうかね?
この劇場版が終わったので、読書の秋に読もうと思います。
小説の最後「空の境界」で語られているとされる、式と識についてのヒントについては、第七章内では語られていない。
購入したパンフレット内では、奈須きのこインタビューで、「最後の祭りがもう1回だけ残っている……」とあります。
一番、コアな部分がまだ映像化されていないので、最後の祭りを楽しみに待ちます。